iCloudの容量がいっぱいになり、ストレージを整理したいとお考えですか?
不要なデータを削除したり、外部ストレージを活用したりすることで、iCloudの使用容量を減らせます。
この記事では、iCloudの使用容量を減らす9つの方法を詳しく紹介します。
また、iCloudの使用状況の確認方法や、容量プランの変更方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
iCloudとは?
iCloudは、Appleが提供するクラウドストレージで、写真・動画、アプリのデータ、バックアップなどを保存できます。
同じApple IDを使用するすべてのデバイス(iPhone、iPad、Macなど)とデータを共有できるのが特徴です。
iCloudの無料・有料プラン
プラン 容量 月額料金
無料 5GB 0円
iCloud+ 50GB 150円
iCloud+ 200GB 450円
iCloud+ 2TB 1,500円
iCloud+ 6TB 4,500円
iCloud+ 12TB 9,000円
無料プランの5GBでは、写真・動画の保存やバックアップを続けるとすぐにいっぱいになってしまいます。
しかし、有料プランを契約せずにストレージを管理する方法もあります!
iCloudの使用状況を確認する方法
まずは、どのデータがiCloudのストレージを消費しているのかを確認しましょう。
iCloudの容量使用状況を確認する手順(iPhone・iPad)
1. **「設定」**を開く
2. **「ユーザー名(Apple ID)」**をタップ
3. **「iCloud」**を選択
4. **「ストレージを管理」**をタップ
ここで、写真、バックアップ、アプリのデータなどがどれくらいの容量を使用しているかを確認できます。
iCloudの使用容量を減らす9つの方法
① 各アプリのiCloudバックアップを削除する
アプリのバックアップデータが不要な場合は、削除することでストレージを節約できます。
手順
1. 「設定」 > 「ユーザー名」 > 「iCloud」 > **「ストレージを管理」**を開く
2. **「バックアップ」**をタップ
3. バックアップを削除するアプリを選択
4. **「オフにする」**をタップ
② iPhoneやiPadのバックアップを削除する
デバイスのバックアップデータを削除すると、大幅にストレージを確保できます。
ただし、最新のバックアップが必要な場合は削除しないよう注意!
手順
1. 「設定」 > 「ユーザー名」 > 「iCloud」 > **「ストレージを管理」**を開く
2. **「バックアップ」**をタップ
3. 削除したいデバイスを選択
4. 「バックアップを削除」 > **「オフにして削除」**をタップ
③ iCloudに保存された写真・動画を削除する
iCloudのストレージを圧迫しているデータの多くは写真や動画です。
不要な写真や動画を削除することで、空き容量を増やせます。
手順
1. 「写真」アプリを開く
2. 「ライブラリ」 > **「すべての写真」**をタップ
3. 削除したい写真・動画を選択
4. ゴミ箱アイコンをタップ
④ iCloud Driveのデータを削除する
iCloud Driveに保存されているファイルを削除すると、容量を確保できます。
手順
1. 「ファイル」アプリを開く
2. **「iCloud Drive」**をタップ
3. 削除したいファイル・フォルダを選択
4. ゴミ箱アイコンをタップ
⑤ メッセージの添付ファイルを削除する
iMessageに送受信した写真・動画・ファイルもiCloudの容量を消費します。
手順
1. 「メッセージ」アプリを開く
2. 不要なメッセージを長押し
3. 「削除」をタップ
⑥ ボイスメモを削除する
iPhoneのボイスメモもiCloudに保存されている場合があります。
手順
1. 「ボイスメモ」アプリを開く
2. 削除したい録音を選択
3. 「削除ボタン」をタップ
⑦ 外付けストレージにデータを移す
iCloudの代わりに、外付けHDDやUSBメモリにデータを移すのも有効な方法です。
これにより、iCloudの容量を節約できます。
⑧ 共有アルバムを活用する
iCloudストレージを消費しない共有アルバムを使うことで、写真や動画を保存できます。
手順
1. 「写真」アプリを開く
2. 「アルバム」タブを選択
3. 「+」ボタン > **「新規共有アルバム」**を作成
4. 共有相手を選択して「作成」をタップ
⑨ Googleフォトに写真をバックアップする
Googleフォトを活用すると、iCloudの容量を節約できます。
Googleフォトは無料で高画質の写真・動画を保存できるため、iCloudの代替手段としておすすめです。
手順
1. Googleフォトアプリをインストール
2. Googleアカウントでログイン
3. **「設定」 > 「バックアップ」**を有効にする
iCloudの容量を変更する(増やす・減らす)方法
iCloudのストレージを増やしたい場合は、有料プランへのアップグレードも可能です。
ストレージプランを変更する手順
1. 「設定」 > 「ユーザー名」 > 「iCloud」 > **「ストレージを管理」**を開く
2. **「ストレージプランを変更」**を選択
3. 希望のプランを選択し、購入
まとめ
iCloudの容量を節約するには、不要なデータを削除し、外部ストレージを活用することがポイントです。
特に、写真・動画の整理やバックアップの管理を行うと、効率的にストレージを確保できます。
iCloudの容量が不足している方は、ぜひこの記事の9つの方法を試してみてください!