🖥 Wan2.2 導入手順とおすすめ設定ガイド

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1. 必要な環境を確認
• 推奨GPU:NVIDIA RTX 30シリーズ以上(VRAM 8GB以上推奨、14Bモデルは24GB推奨)
• OS:Windows / Linux(Macは非公式対応のみ)
• ストレージ:14Bモデル利用時は100GB以上の空き容量が望ましい

2. 「EasyWan22」で環境構築

最も簡単な導入法は、**Zuntan氏が公開している「EasyWan22」**を利用する方法です。
• 公式配布ページから「EasyWan22」をダウンロード
• 解凍して起動 → ComfyUI環境が自動セットアップ
• 5Bモデルか14Bモデルを選択(まずは5Bから試すのが無難)

3. モデルファイルを用意
• 公式配布サイト(Hugging Faceなど)からWan2.2のモデルファイルを入手
• 14B利用時は、**GGUF量子化版(Q4推奨)**を導入するとVRAM負荷が軽減

4. 高速化LoRA「Light2XV」を追加
• Beijing航空航天大学などが開発した高速化LoRA
• 生成ステップ数を40〜50 → 4〜6に短縮可能
• 時間短縮の代わりに動きがやや抑制されるため、用途に応じてON/OFF切替

5. 基本設定のおすすめ
• 解像度:832×480(高画質狙いなら1280×720以上)
• ステップ数:20〜25(Light2XV使用時は4〜6)
• シード値:固定すると再現性が高まる
• プロンプト言語:可能なら中国語、次点で英語(日本語も可)

6. 動画生成の流れ(例:画像から動画)
1. Midjourneyなどでベース画像を用意
2. ComfyUIで「Image-to-Video(i2v)」ワークフローを選択
3. プロンプトを入力(カメラ動き・照明・背景の詳細まで記述)
4. 生成後、Premiere ProやDaVinci Resolveで編集・BGM追加
5. 必要に応じてTopaz Video AIでアップスケール

7. 注意点
• 商用利用の可否は必ず確認
• 人物・キャラクター利用時は肖像権・著作権に配慮
• 大容量ファイルの扱いはPCの発熱・ストレージ圧迫に注意

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