初めてのドローン、購入後にやるべきこと
ドローンを購入した瞬間は、飛ばすことへの期待で胸がいっぱいになります。しかし、飛行前には安全性の確保や法律の遵守が不可欠です。この記事では、初めてドローンを購入した方がチェックすべき項目を解説します。これを読めば、安心してドローンライフを楽しむことができます。
① 初フライト前に揃えたい必需品
1. 予備のバッテリー
• 飛行時間を延長するために必須。
• バッテリー残量を気にせず安心してフライトできます。
• 業務用途では5~6個の予備を用意することがおすすめです。
2. 予備パーツ
• プロペラやプロペラガードは必須アイテム。
• 損傷時に備えて外出先でも交換可能にしておきましょう。
3. キャリーケース
• 移動中の衝撃から機体を守る重要なアイテム。
• パーツをまとめて保管でき、持ち運びも便利です。
4. ランディングパッド
• 機体の傷や小石による破損を防ぐために活躍します。
• 荒地でも安全に離着陸が可能。
5. 風速計
• 飛行前に風の強さを確認し、安全に操作できます。
• 飛行日誌の記録にも便利。
6. ビブス
• 操縦中の周囲への配慮として、操縦者であることを示すビブスを着用しましょう。
② 法律・規制の確認と航空局への申請
機体登録
• 日本では200g以上のドローンは航空法の対象。
• 機体登録を行い、ナンバーを表示する必要があります。
飛行許可が必要なケース
以下の場合は、国土交通省への申請が必要です。
• 人口密集地
• 高度150m以上の空域
• 夜間飛行や目視外飛行 など
申請後、許可が下りてから飛行を行うようにしましょう。
③ ドローン保険に加入する
飛行中の万が一に備え、対物保険と機体保険への加入が推奨されます。
保険の種類
• 対物保険:他人の財産に損害を与えた際に補償。
• 機体保険:ドローンの破損時の修理費用をカバー。
④ 操縦技術を磨く
独学だけでは不十分な場合が多いため、専門のセミナーで正しい技術を習得しましょう。
• 基礎トレーニングコース:初心者向け。
• 資格取得セミナー:商用目的での活用を考えている方におすすめ。
⑤ メンテナンスと点検の習慣化
ドローンの安全な使用には定期的なメンテナンスが欠かせません。
• 目安:1年に1回、または100時間飛行ごとに点検。
• メーカー公認の技術者による点検を受けましょう。
⑥ 山での飛行時に注意すべきポイント
1. 許可申請の手続き
• 国有林:森林管理局への「入林届」が必要。
• 民有林:所有者または管理者の許可を取得。
2. 高度150mルール
• 地表から150m以上の飛行は申請が必要。
• 山では地形の影響で高度違反となることもあるため注意。
3. 鳥や障害物への注意
• カラスやトンビなどの攻撃を受けるリスクあり。
• 山中の電波障害や墜落時の対応も考慮しましょう。
まとめ
ドローンは便利で楽しさを与えてくれるツールですが、法律や安全性への配慮が必要です。以下を意識して、安全で快適なドローンライフを楽しみましょう。
• 必需品を揃えてから飛行開始。
• 法律を守り、申請や許可を確実に行う。
• 定期的な点検や操縦スキルの向上を怠らない。
正しい準備と知識で、素晴らしい空撮体験をお楽しみください!